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コミュニティデザイナーとしての立ち位置

コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書) 山崎 亮 (著)

 

 普段聞きなれないコミュニティデザインとは、コミュニティ同士の協働を視野に入れつつ人がつながる仕組みをつくることであり、それを行うのがコミュニティデザイナーである。
 簡単に言うと、「まちおこし」のために住民たちを支援することである。
 
よそ者がやると盛り上がらない
 コミュニティデザインをしていくためには、1段階:ヒヤリング、2段階:ワークショップ、3段階:チームビルディング、4段階:活動支援の順序で進めていく。
 そして、ワークショップにおいては、よそ者が出しゃばることはあまり好ましくないという。
 
思い浮かんだ仮説的なプロジェクトを発表しない。それはこちらがやりたいことだし、やられたらいいなと思っていることである。それを住民に知らせて「さあ、やりましょう!」と呼びかけても、「それはあんたたちがやりたいことだろう」という話になる。あるいは「言われたからやろう」という気持ちになる。ヨソモノがやりたがってる事を私たち(住民:引用者注)が手伝うという構図になる。こうなると気持ちが長続きしないし、そもそも本人達が盛り上がらない。
 
 コミュニティデザイナーの仕事は、やりたいことを住民たちに押し付けるのではなく、住民たちで活動できるレベルまで到達するようにサポートすることだという。
 
住民のアイデアを強調する
 アイデア出しには、ファシリテーションが重要であるという。
 ファシリーションとは、「組織や参加者の活性化、協働を促進させるリーダーの持つ能力の1つ」とのことだが、住民の言いたかったことを引き出すことである。
 
出た言葉を、その人が思いつかなかったアイデアにして投げ返すこと。本人が驚きながらも「そう、そういうことがいいたかったんだよ!」と賛成してくれるような会話をすること。これらを繰り返すと、対話の内容がどんどん創造的なものになる。参加者も(中略)自分がすごいことを発言できているような気がして楽しくなる。

ファシリテーションする側にたくさんのアイデアがなければならない、参加者からいくつかの言葉を聴いて、つまりこういう事ですね?」と言えるだけの豊富なアイデアがなければならない。

 

 自分の発言が活きてくることはやはり嬉しいことだ。私もグループワークに参加していると、言いたいことの半分も言えていないことや、うまく言語化できない時がある。そんな時に、このような人がいると話し合いに活気が生まれるのだろうなと思う。

 

印象に残った言葉
 「デザイナーは豊かな生活を実現するために物をつくるために物をつくるだけではなく、つながりやアクティビティをデザインする必要がある」
 
コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)

コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)

 

 

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